【合格】情報処理安全確保支援士合格への道のり
三回目の受験でやっと情報処理安全確保支援士に合格しました!
今回は合格するまでの振り返りを書きたいと思います。
午前問題
午前問題は通勤時間に対策する
一問一答式の4択問題なので細切れの時間でも勉強できます。
そこで、通勤時間の活用をおすすめします。
これからおすすめするサイトを使えばスマホ一つでいつでもどこでも勉強ができるのでとても便利です。
午前Ⅰ対策
こちらのHPの過去問道場に非常にお世話になりました。
過去問を解いて解いて解きまくってとにかく慣れてください。
できれば応用情報技術者に合格して、免除された状態で受験できるとベストですね。
また、高度は全部で4パートあって長丁場なので、ひとまず午後Ⅰ免除だけを狙って受験するというのも一つの方法だと思います。
計算問題が苦手なのでこちらのテキストも一周しました。
ドリル形式なので実際に理解しながら解けますのでおススメです。
午前Ⅱ対策
こちらも同じ系列のHPの過去問道場にお世話になりました。
やっぱり午前問題は習うより慣れろで解きまくるのがいいと思います。
実際の試験も6割くらいが過去問そのまま出ますので、極端に言えば丸暗記しても午前だけは受かります。午前だけは。
こちらのページはアカウントを作成できるので網羅度や成績をチェックでき、弱点を見つけ出してカバーできるところが良いです。
午後問題
実際に一度は紙にシャーペンで解答するのがコツ
キーボード入力に慣れきっているため、意外と午後Ⅰと午後Ⅱを両方解答すると手が疲れます。また、漢字も忘れていますし、消しゴムで消して再度書き直すなど社会人になってからほとんど経験していないので感覚を忘れています。
また、設問に対して一度自分の言葉で解答することが重要です。
答えだけ眺めていて分かったつもりになっていても、実際の試験だと全く出てこないことがあるので面倒でも自力で解答文を考えてみてください。
個人的には文字を書くのが苦手なので、早く高度試験もオンラインでいつでも受けられるようになるとよいのですが^^;
過去問と解答は紙に印刷したほうが良い
人によりますが、過去問と解答は紙に印刷したほうが個人的には捗りました。
最初は問題文に蛍光ペンで線を引いたりして頭の中を整理していましたね。
注意:本番の試験は色付きのペンの持ち込みはできません
また、最初に出てくるネットワーク図を見返したり、トランザクションの数を数えたりするのも紙の方が便利でした。
細切れ時間に勉強するためにメモアプリを活用
基本的に解いて解いて解きまくれ!という感じなのですが、解答して答え合わせした後に分からなかったところをiPhoneのメモに書いて見直していました。
とにかく細切れ時間をうまく活用していきましょう。
午後Ⅰ対策
情報処理試験はとにかく過去問を解くに限ります!
過去問は5年間分=10回分は解きました。
そうすることで問題の傾向がつかめて自分の得意分野を見つけることが出来るので、実際の試験の問題選択時に役立ちます。
私はC言語は完璧に対象外でしたね(笑)
午後Ⅱに比べると短いので、細切れ時間でも勉強できるのですが、おすすめは一度ちゃんと時間を取って問題を解いてから、解説を持ち歩いて細切れ時間に見直してください。
午後Ⅱ対策
こちらは集中力が続かなくてなかなか勉強するのが難儀なパートになります。
しかし、こちらの問題に慣れると午後Ⅰが格段に楽になります。
ただ、冷静に読んでみると午後Ⅱは設問ごとにパートが分かれているので、そこまで最初から最後まで設定が複雑に絡んでいるわけではないです。
午後Ⅰ二回分の問題の羅列という感じで難易度自体がそこまで上がっているわけではない感触です。
みんなに受かってほしくて伝えたい事
最近の傾向
最近はクラウド関係の出題が多いです。
IaaS、PaaS、SaaS等は午前午後問わず出題されます。
自前でサーバを持っている事との相違点を問われることが多いですね。
PaaS(サービスとしてのプラットフォーム)とは - IT用語辞典
SaaS(サービスとしてのソフトウェア)とは - IT用語辞典
最近はMaaSが注目されているのでそのうち出題されるかもしれません。
またマルウエアも最新のものが出てきますので余裕があればニュースなどで話題になっているものはチェックしましょう。
過去にランサムウェアやMiraiなどが出題されています。
あと、今後出題されるかわかりませんがこちらの組織が何かを問われる問題もありました。
サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP(ジェイシップ)):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
使用した参考書
使用したのはこちらの参考書です。
定番なのですがこちらの参考書の良いところは
ネットから過去問の解説がダウンロードできるところです。
公式ページからも解答だけはダウンロードできますが解説が無いのでどうしてその解答になったのか自分だけではなかなか分かりません。
当日の過ごし方
- 昼ご飯はコンビニも飲食店も大混雑するので、あらかじめお昼は持ち込んだ方が良いと思います。
- 試験と試験の合間には終わった試験の事は忘れて、Twitterなどは見ずに次の試験の復習をするのがベストです。
- 試験終了後の答え合わせはしてもしなくても良いと思いますが、不安になるならやめたほうがいいと思います。
- 次の日の月曜日は休みたい(大体休めない(笑))
実は一回ネットワークスペシャリストを勉強している
ネットワークスペシャリストの内容はセキュリティに密接に関わっています。
秋にしか受験できないので
秋:ネットワーク→春:支援士→秋:支援士
といった順番で受けました。
(そしてネットワークは落ちました笑)
ネットワーク試験の方が難しいので、あえて先に受験する必要はないのですが、なかなか受からなくてドツボにハマっているなら思い切って別の資格の勉強をするのも手です。
違う角度から知識を得られるので午後問題の理解が深まります。
実はLPICも挟んでいる
この話には続きがあって
秋:ネットワーク→春:支援士→夏:LPIC→秋:支援士
夏にLPICを取得しました。
こちらもネットワーク、サーバなどの知識が得られるので、試験対策として役立っていると思います。
違う試験も範囲が似ている物は総ナメを狙う
高度試験くらいの区分になるとその他の試験とも範囲が被っていたり、ベンダー資格とも必要な知識が一緒だったりするので、余裕があれば総ナメにしてしまうのもありだと思います。
試験成績はいかに?
相変わらず午後Ⅱの点数が低いのですが合格は合格なので良しとしましょう。
もう受かったら二度と受験することはないのですから。
Twitterで見ていると、午後Ⅱを70点以上取っている人はザラなので、うらやましい限りです。
まとめ:諦めなければあなたも必ず受かる
過去2回落ちているので、もう今回受からなかったら一旦諦めもありかなぁと思っていたので合格出来て本当に嬉しいです!
そして、文系大学卒業の私でも年数を重ねれば高度試験までたどり着くことが出来ました。
私の新卒の会社の同期は超優秀だったので、割と早い段階(セキスぺ時代)に取得している人もいましたが、試験も年によって簡単だったり難易度が高かったりしますので、自分に合った出題内容の時に受かるとよいと思います。
過去記事はこちらなので
よかったら私の絶望度合いを笑ってやってください↓