【仕事】役立つ資格・不要な資格
「資格を取りましょう」とはかなり昔から言われていることですが、有益な資格とあまり効果のない資格があると思います。
今回は資格の種別について書きたいと思います。
- 資格は金儲けという側面があることを頭に入れておく
- 大前提として、自分のやりたいことにプラスになる資格を取る
- 最も役立つのは「国家資格」
- 自分の仕事内容によっては役立つ「ベンダー資格」
- 学校卒業時に手に入る資格
- 勉強して褒められるのは学生まで
- 資格取得の本来の目的は知識の習得
- カラーコーディネーターやハーブ検定は?
- まとめ:仕事に活かすなら勉強が大変そうなものを選ぶ
資格は金儲けという側面があることを頭に入れておく
資格は年々増え続けています。
なぜかというと、資格を取得させることで
- 受験料
- 勉強のためのテキスト代
- セミナー受講料
- 資格更新料
など売り上げが見込めるからです。
資格ビジネスというやつですね。
私の取得した資格も1科目の受験料が15000円~3万円、フルラインナップ取得すると9万円というものがありました(LPICです)。
またOracleマスター系も1科目15000円かかります。
大前提として、自分のやりたいことにプラスになる資格を取る
資格が自分にとっていいものか悪いものかは、自分にしか判断できません。
自分が必要と思えばそれでいいのですが、今回はより一般的な話として進めたいと思います。
最も役立つのは「国家資格」
やはり国家資格は強いです。水戸黄門の印籠のようなものですね。
医師、看護婦、弁護士、美容師など学校に通わないと取得できないものもありますが、独学で取得できる資格もたくさんあります。
広く世の中に知られていますので就職や転職時にも大変有効です。
自分の仕事内容によっては役立つ「ベンダー資格」
ベンダー資格は民間業者が設立した資格です。
ORACLEやMicroSoft、メーカーでなくても、組織や協会を設立して資格を立ち上げている場合もあります。TOEICもそのうちの一つですね。
この場合、その資格がどれだけ認知されているかが重要になります。
TOEICなどは幅広く知られているので、取得すれば就職や転職にかなり有利ですね。
しかし、例えば私が「富豪美人コーディネーター」とか「西野きいろ支援士」などの資格を設立し、取得した人がいたとして、履歴書に記載することは自由ですが、面接で有利に働くことはないでしょう。
学校卒業時に手に入る資格
資格自体は全く知名度がなくても、学校を卒業すると取得できる資格があったりします。履歴書が華やかになるのでないよりはあったほうがいいですが、その場合、やはり実務がどれだけできるかが重要になってくるので資格さえ取ればいいというものではないですね。
勉強して褒められるのは学生まで
資格を取得すると会社に有益なものであれば上司に褒められることもあるかもしれませんが、社会は基本的に実務主義です。
仮にすごい資格を持っているのに実務がいまいちだと
「あいつ資格は持ってるけど使えねーな」
と思われてしまいます。
逆に言うと、資格などなくても仕事がバリバリできればよいわけです。
まずは実務ありきです。
資格取得の本来の目的は知識の習得
資格取得で一番大切なものは、資格取得までに勉強したことで自分のスキルが上がることです。私も2回ほど落ちている資格試験がありますが、実務は格段に楽になりました。試験に受かってはいないのですが、スキルアップしているので仕事の効率が上がったのです。
資格がなければ扱えない仕事もありますが、その場合でも、仕事を担当してもよいレベルにスキルが達しているかという目安になるからですね。
カラーコーディネーターやハーブ検定は?
以下に述べるような資格は趣味の資格ですので、自分が楽しむために取得するのはよいのですが、オフィスワーク系の就職で役立つことはほとんどありません。
- カラーコーディネーター
- アロマ系
- ハーブ検定
- セラピー系
- ご当地検定系
ただ、会話のきっかけになりますし、自分の人生の幅を広げるという意味では大変有益だと思います。
まとめ:仕事に活かすなら勉強が大変そうなものを選ぶ
カラーコーディネートやご当地検定などは勉強していて楽しいものですが、実際に就職の時に役立つのは、とっつきにくそうで、初心者には何を言っているのかよくわからない内容の資格です。
こちらは仕事に役立つ資格ランキングですが、やはり、専門的な内容でとっつきにくそうなのもが多いですね。
No.1 日商簿記検定
No. 2 TOEIC® Listening & Reading Test
No. 3 宅地建物取引士 (宅建士)
No. 4 マイクロソフト オフィス スペシャリスト (MOS)
No. 5 ファイナンシャル・プランニング技能検定
No. 6 実用英語技能検定
No. 8 基本情報技術者
No. 9 ITパスポート (iパス)
No. 10 自動車運転者
しかし、長い人生で数か月~数年勉強をしてその後の何十年の人生で有益になる資格が取得できるならこんなにコスパのいいものはありません。
ぜひ資格を取得して、自分のスキルを底上げし、職場での存在感をアップさせましょう!