【人間関係】相手に「嫌」を伝える方法
私は結構相手に嫌と言えない性格です。
だけど人生には「嫌」を伝えなければならない時があります。
今回は「嫌」を伝える上手い方法を考えてみたいと思います。
- 「嫌」を伝えるのは上から落ちてくる滝の流れを変えるようなもの
- 「嫌」に目を向けるのでなく、提案方式にする
- 鈍感度10%:「嫌」の根拠を別の物のせいにする
- 鈍感度30%:もっと角が立たない魔法の言葉
- 鈍感度60%:具体的な内容を相手に認識してもらう
- 鈍感度80%:それでも分かってくれないなら、質問形式にする
- まとめ:自分が「嫌」と言っても実はそれほど影響はない
「嫌」を伝えるのは上から落ちてくる滝の流れを変えるようなもの
私もこの間、とある出来事に関して、パートナーに「嫌」と伝えました。
ちゃんと分かってくれたので行動が変わりましたよ。
今まで直接滝に打たれていたのが、屋根ができて水がかからなくなったような感じです。
やっぱり嫌なことがあったら言うべきです。
「嫌」に目を向けるのでなく、提案方式にする
相手もただ「嫌」と言われてもどうしたらよいのか分からない場合もあります。
そこで、改善要望を先に出してしまいます。
そうすれば直接「嫌」と言わなくても「嫌」な事象は回避できます。
具体的な言い回しを書いていきますね。
嫌なことの例:
- 隣の席の人が匂う
- 結婚相手がいくらお金を使っているのか不明
- パートナーの帰りが遅いのが不満
鈍感度10%:「嫌」の根拠を別の物のせいにする
自分が「嫌」と感じている事を伝えるのは、とてもわがままな気がしてしまいます。
そんな時は「虎の威を借りる狐方式」、または「コバンザメ方式」です。
- 法律
- 権威ある人の見解
- 常識
- 親
- 先生
- ニュース記事
などを盾に嫌という気持ちを伝えるのです。
例:
「こないだニュースで見たんですけどスメハラって知ってますか?」
「結婚したら財布は一つにするのが常識なんだって」
「お義母さんが言ってたんだけどね、帰りが遅いのが気になるって。」
これだけでピンと来る人もいます。でもあまりこれだけで気が付く人は少ないでしょう。
むしろこれだけで気づくタイプの人は敏感過ぎてちょっと付き合うのに気を使いそうです。
鈍感度30%:もっと角が立たない魔法の言葉
先ほどのコバンザメ方式をさらに効果的にする一言があります。
「私はそうは思わないんだけどね」
です。ズルいですね(笑)
例:
「うちの職場は大丈夫だと思うんですけど、スメハラって知ってますか?」
「結婚したら財布は一つにするのが常識みたいだよ~
私は別にいいんだけど、やっぱそっちのほうがイイのかな?」
「お義母さんが言ってたんだけど、もう少し早く帰ってこれない?私は無理にとは思ってないけど」
でもこの言い方だと、鈍感な相手だと
「ふーん、気にしてないならいいじゃん」となりそうです。
それでは伝わり切らないのでここからさらに会話を発展させます。
鈍感度60%:具体的な内容を相手に認識してもらう
ここからはあなたの要求を相手にプレゼンするパートになります。
具体例を挙げて相手にアピールしましょう。
「うちの職場は大丈夫だと思うんですけど、スメハラって知ってますか?
匂いが気になって仕事に支障が出る事みたいです。」
「結婚したら財布は一つにするのが常識みたいだよ~
私は別にいいんだけど、やっぱそっちのほうがイイのかな?
家計をまとめてお小遣い制にするって事らしいけど」
「お義母さんが言ってたんだけど、もう少し早く帰ってこれない?私は無理にとは思ってないけど20:00には夕飯済ませたいんだよね。」
鈍感度80%:それでも分かってくれないなら、質問形式にする
ここまで言えば何となく察してくれますがそれでもだめなら、相手に自分事として認識してもらう必要があります。
「うちの職場は大丈夫だと思うんですけど、スメハラって知ってますか?
匂いが気になって仕事に支障が出る事みたいです。
○○さんて身だしなみちゃんとしてそうですけど、普段匂いケアとかしてますか?」
「結婚したら財布は一つにするのが常識みたいだよ~
私は別にいいんだけど、やっぱそっちのほうがイイのかな?
家計をまとめてお小遣い制にするって事らしいけど
月にお小遣いどれくらいいるかな?」
「お義母さんが言ってたんだけど、もう少し早く帰ってこれない?私は無理にとは思ってないけど20:00には夕飯済ませたいんだよね。
毎日は無理でも週3日くらい何とかならない?」
これはかなり具体的に踏み込めましたね!
小心者であればここまで言うのはかなり勇気がいると思います。
これで分からなければ諦めて直球で言うしかないと思います。
まとめ:自分が「嫌」と言っても実はそれほど影響はない
断れない人は、自分が断ったら天変地異が起きるくらい怯えた気持ちでいますが、実はそれほど相手にとってたいしたことではないかもしれません。
相手も大切ですが、一番大切なのは自分です。
嫌を伝えるのも人生経験と思って、思い切って伝えてみてはいかがでしょうか?
せっかくこの記事を読んだのも何かの縁です。Let's try☆